公開日 2026年1月29日 最終更新日 2026年1月29日

マーケティングの基本は3C(市場/顧客・競合・自社)と言われています。
あなただけのオンリーワンのポジションを確立するには、競合、つまりお客様から実際に比較される相手を知ることが大切です。
競合調査をせずに「ここなら空いてそう」と感覚で決めたポジションは、あとから「あれ、他にもいた…」という問題にぶつかることが多いんです。
まずは"誰と比べられているのか"を見える化していきましょうね。
よくある間違い
競合調査でよく見られる失敗パターンが2つあります。
先に知っておくことで、無駄な回り道を避けられますよ。
知っている同業だけ見る
検索で実際に見つかる相手が、お客様にとっての比較対象です。
自分が知っている事業者だけでなく、ペルソナが実際に目にする競合をしっかり把握することが大切なのです。
憧れの人を混ぜてしまう
ベンチマークは"目標"、競合は"現実"。
この2つを混同すると、ポジショニングの設計がブレてしまいます
(関連記事:ベンチマークとライバルの違い)
実は、このテーマは拙著のChapter2でも触れています。

https://www.amazon.co.jp/dp/4426128943/
この記事では、より実務的な視点で掘り下げていきますね。
競合調査(ライバルチェック)のやり方7ステップ
それでは、具体的な調査手順を一緒に見ていきましょう。
① Web/SNS/AIで横断検索
Google等のWeb検索、各SNS内検索、AI検索を組み合わせて使います。
検索する場所を変えると、見えてくる競合も変わるのがポイントです。
あなたのペルソナはWEB検索をする人ですか?
SNSで情報を探すとしたら、どのSNSで探しますか?
また最近ではAI検索する人も増えています。
AI検索されたときに、どんな人が紹介されているのかも確認をしましょう。
② ペルソナが入れる言葉で"何度も"検索
ペルソナの生の声(悩みの言葉・普段使う口語)に、目的語(場所/価格/期間/属性)を組み合わせて検索してみましょう。
例
- 自己肯定感 上げ方
- インナーチャイルド 癒し方
未来のお客様が悩みを解決する際に検索窓に入れる言葉は単語1つではないはず。
2つ3つの言葉の組み合わせを色々入れ替えて検索してみてください。
③ サジェストを活用する
検索しようとすると、サジェストが表示されますよね。
サジェストは、実際に検索された言葉の組み合わせです。
見つけた言葉は、誰かがその言葉の組み合わせで検索しています。
そのままブログやSNSなどのコンテンツネタにも使えますよ。
④ 1ページ目に出てくる人をリストアップ
- サイトURL
- キャッチコピー
- ターゲット層
などを表にまとめていきます。
⑤ 同じ土俵の相手だけを残す
ターゲット(誰向けか)が近い
商圏(エリア/オンライン)が同じ
価格帯が近い相手が、本当の比較対象です。
⑥ 強み・弱み・導線を観察する
以下の要素をチェックしていきましょう。
- 商品構成(フロント/バックエンド)や価格
- ホームページの有無
- 使っているSNS
- ライバルの良いところ
- ライバルのウイークポイント
- あなたが取れそうなポジション
「どこなら勝てそうか」を言語化していくことが大切です。
⑦ 5〜10社で十分
偏りを防ぎつつ、しっかり深掘りできる数がこのくらいです。
結果を踏まえて「どの部分でトップになるか」を決め、ポジショニングに反映させましょう。
調査中に見つかる"勝ち筋"のヒント
実は、競合調査を進めていくと、こんな勝ち筋が見えてきます。
サジェスト=需要がある証拠
サジェストに出てくる言葉は、そのまま記事のテーマとして使えます。
内部リンクでつなげて、面でカバーしていきましょう。
1ページ目が企業サイトばかりなら
個人サイトで上位を取るのは難しいかもしれません。
そんな時は、別の角度(ニッチなキーワードや違う検索意図)から攻めてみましょう。
1ページ目にAmebloがあれば狙い目
同じキーワードで、独自ドメインの高品質な記事を作れば、上位に入れる可能性が高いです(私自身の実務経験と、多数のSEO運用事例からも確認できています)
仕上げ:ポジショニングに落とし込む
「誰の・どんな状況(課題/条件)で・私がNo.1なのか」を、一言で説明できるまで磨き上げます。
ここが明確になると、これからの見出し・CTA・商品設計で迷うことがなくなります。
さあ、今日から始めてみませんか?
競合調査と聞くと「難しそう」「時間がかかりそう」と感じるかもしれません。
でも、ここまで読んでくださったあなたなら、もう大丈夫です。
最初は1つの検索キーワードから、1ページ目に出てくる5社をチェックするだけでもOK。
完璧を目指さなくても、少しずつ進めていけば、必ず「自分の立ち位置」が見えてきます。
間違えないでもらいたいのは、競合を知ることは、決して他の人と戦うためではありません。
あなたの強みを最大限に活かせる場所を見つけ、本当に届けたいお客様に、確実に選んでもらえるようになるためです。
競合調査(ライバルチェック)が、半年後・1年後のあなたのビジネスを大きく変える転機になるかもしれません。
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