公開日 2024年9月16日 最終更新日 2024年9月17日
この記事では、あなたのビジネスを成功に導く秘訣についてお伝えします。
それは…ズバリ、顧客視点で考えること!
なぜ顧客視点が大切なのか、そしてどうやって実践すればいいのか、詳しく見ていきましょう。
なぜ自分目線のビジネスじゃダメなの?
「私のサービスは素晴らしいはず」「こんなに頑張っているのに、なぜ売れないの?」なんて思ったことありませんか?実は、ここに落とし穴があるんです。
- お客様のニーズと、あなたの想いがズレてしまう
あなたが素晴らしいと思っていても、お客様が求めているものと違うかもしれません。
- 専門用語オンパレードで、伝わらない
私たちにとっては当たり前の言葉も、お客様には難しく感じるかも。
- お客様の不満が見えなくなる
自分の都合ばかり考えていると、大切なフィードバックを見逃しがち。 - 新しいアイデアが生まれにくい
お客様の声を聞かないと、革新的なサービス改善のチャンスを逃すことも。
※ペルソナ設定シートは拙著「ひとりビジネス・スモールビジネスのマーケティングと集客の教科書」に掲載されている二次元バーコードからダウンロードできます。
ご購入はこちらから⇒https://www.amazon.co.jp/dp/4426128943/
顧客視点で考えるなら、ペルソナ設定が超重要!
「顧客視点って言われても…」と思った方、大丈夫です!
具体的な方法をお教えします。その秘密兵器が「ペルソナ設定」なんです。
ペルソナとは、あなたの理想的なお客様を具体的にイメージした架空の人物像のこと。
ペルソナを設定することで、より的確にお客様のニーズに応えられるようになります。
ペルソナって何?簡単に言うと、理想のお客様をイメージした架空の人物像のこと。
ペルソナ設定の手順:
a) 基本情報を決める 年齢、性別、職業、家族構成、住んでいる地域など、基本的な情報を設定します。
b) 趣味や関心事を考える 休日の過ごし方、好きな本や映画、よく使うSNSなどを想像してみましょう。
c) 悩みや課題を明確にする あなたのサービスに関連する悩みや課題を具体的に書き出します。
d) 価値観や目標を設定する 人生で大切にしていることや、達成したい目標を考えます。
e) 情報収集の方法を想定する どのような方法で情報を集め、どんな基準で選択するかを考えます。
例えば…
名前:佐藤美咲(35歳)
職業:IT企業の中間管理職
家族構成:夫と5歳の娘
住まい:東京都内のマンション
趣味:ヨガ、読書、カフェ巡り
悩み:仕事と育児の両立、慢性的な疲労感、自己実現の時間が取れない
目標:キャリアアップしながらも、家族との時間を大切にしたい
情報収集:InstagramとTwitterをよく利用、友人の口コミを重視
こんな感じで、できるだけ具体的に描いてみましょう。このペルソナを意識しながらサービスを考えると、ピンポイントでお客様のハートをつかめるはず!
日々の仕事で顧客視点を意識するコツ
さて、ここからが本番。日々の仕事の中で、どうやって顧客視点を身につければいいの?いくつかアイデアをご紹介します。
1. お客様の声に耳を傾けよう
SNSのコメントやメールの問い合わせ、セッション後のフィードバック。これらは宝の山です。しっかりチェックしましょう。
2. データを味方につけよう
あなたのウェブサイトやSNSの閲覧データ。どんな記事が人気?どんな投稿が反応いいの?これらを分析すると、お客様の興味が見えてきます。
3. お客様と直接おしゃべりしよう
定期的に、お客様とマンツーマンで話す時間を設けてみては?直接話を聞くことで、思わぬ発見があるかもしれません。
4. ライバルをチェック!
同業他社の方々は、どんなサービスを提供しているの?お客様の反応は?ライバル分析も、大切な勉強になります。
顧客視点力を鍛える3STEP練習法
最後に、顧客視点を磨くための具体的な練習方法をいくつかご紹介します。
Step1 身近なペルソナの設定
身近な人や過去の自分をペルソナにして、その人の気持ちを考える訓練をしましょう。具体的な人物を想像することで顧客視点を養います。
朝起きてから夜寝るまで、お客様の1日をイメージしてみよう。どんな時にあなたのサービスが必要になる?どんな時に役立つ?具体的に考えてみましょう。
Step2 架空のペルソナ設定
典型的な顧客像として、架空のペルソナを設定し、その背景や価値観を詳細に描きます。行動や洗濯を分析し、顧客のニーズを推測します。
Step3 カスタマージャーニーマップの作成
顧客が、あなたのビジネスを知る段階から、リピートに至る過程を可視化します。顧客の疑問や不安を理解し、対応策を考える訓練を行います。
以上3つのステップで顧客視点力を鍛える練習をしてみてください。
他にも、全く違う仕事をしている人と話すのも、新しい発想のヒントになります。「お客様のために」という視点は、業種を超えて大切なものですからね。
まとめ
顧客視点で考えることは、ビジネスをする上で非常に重要です。
自分の思い込みや希望だけでなく、実際のお客様のニーズや悩みに寄り添うことで、より魅力的なサービスを提供できるようになります。
要するにお客様の気持ちになること。難しく考えず、「もし私がお客様だったら…」と想像してみるところから始めましょう。
ペルソナ設定や日々の実践を通じて、顧客視点を磨いていきましょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ習慣づけていくことで、自然と顧客視点でビジネスを考えられるようになります。
あなたの素晴らしいスキルや知識を、お客様にぴったりの形で届けられれば、きっと喜んでもらえるはず。そして、あなたのビジネスも、もっともっと成長していくことでしょう。
顧客視点を意識して、今日からさっそく実践してみませんか?きっと新しい発見があるはずです。がんばってくださいね!