公開日 2023年9月2日 最終更新日 2023年9月6日
InstagramとPinterestは画像や動画などのリッチコンテンツありきのSNSなので比較されやすいSNSです。「Instagramを使っているからPinterestはいいよね」とか、「Pinterestまで手が回らない」という方もいらっしゃるかと思います。
似たようなSNSに見えますが似て非なり、全く別物です。
この記事ではInstagramとPinterestの違い、メリットデメリット、どちらを使うのがいいのかまでお伝えをします。
Pinterestとは
まず、Pinterestについてご説明をしておきましょう。Pinterestは画像検索エンジンとも言われる画像をブックマークしておくSNSです。
FacebookやInstagramは過去、X(旧Twitter)は今、Pinterestは未来と言われています。
どういうことかと言うと、FacebookやInstagramは「〇〇に行ったよ」「こんなもの食べたよ」と、過去の報告をする場所。
X(旧Twitter)は「〇〇なう」と昔ツイートしていたように、今何をしているかを投稿する場所。
Pinterestは未来のアイディアを探しにくる場所だからです。
MAU数(月間アクティブユーザー数)も1,000万人を超えてきています。
Pinterestの特徴
Pinterestの特徴は以下の通りです。
- Pinterestがリコメンドしてくれるのでフォロワーを増やす必要がない
- 投稿毎にURLを付加できるので見てもらいたい場所に飛ばすことができる
- 投稿直後だけではなく、半年以上、投稿がアクティブなら何年もPinterest内を浮遊させてくれる
InstagramよりPinterestを使うメリット
上記の特徴が全てPinterestを使うメリットになるでしょう。
ひとつずつご説明しますね。
Pinterestがリコメンドしてくれるのでフォロワーを増やす必要がない
Pinterestのレコメンド機能は優秀です。
まだPinterestを使ったことがない方は、ぜひ使ってみてもらいたいのですが。
例えばPinterest内で「猫」で検索をして、沢山の猫の画像が出てきた中から白い猫をタップすれば、「この人は白い猫を探しているんだな」と白い猫だらけになります。
子猫をタップすれば「この人は子猫を探しているんだな」と子猫だらけになるのです。
お勧めの画像の中に自分の画像が入れば、見てもらうために一生懸命フォロワーを増やさなくてもいいのです。
フォロワー0でも拡散されるのでフォロワーを増やす努力をする必要がありません。
これはPinterest社の方がハッキリおっしゃっていました。
似た画像をレコメンドしてくれるので、画像作りは重要です。
また、画像に入れてあるテキストも読んでいるそうなので、届けたいターゲットが探している言葉を画像に入れ込んでくださいね。
また、他のSNSと違い、エンゲージメントが高いユーザーの投稿を優先して表示してくれることもないので、コメントを入れたりなどの面倒なコミュニケーションも不要です。
投稿毎にURLを付加できるので見てもらいたい場所に飛ばすことができる
InstagramはキャプションにURLを入れてもリンクになりません。いちいちプロフィールに行ってもらい、該当の記事を読む方法などキャプションに記載する必要があります。
Pinterestは投稿毎にURLを入れることができるので、ブログやYouTube、メルマガ登録ページ、ランディングページなど、どこにでも推移してもらうことができます。
私の公式ブログのアクセス元を見ると、SNSでPinterestが1位になっています。
Googleのアルゴリズムに左右されないので、なかなか上位にいくことが難しいYMYL分野の方には特に勧めです。
また、まだ検索される記事をまだ書けない方は、Googleなどの検索エンジンからの流入がないですよね。
Pinterestにピンしておくとアクセスがが増えるかもしれません。
投稿直後だけではなく、半年以上、投稿がアクティブなら何年も浮遊させてくれる
Instagramは投稿した直後は見てもらえますが、半年経った投稿が閲覧されたり、いいねがついたりすることは多くはありませんよね。
Pinterestは半年間はPinterest内を浮遊させてくれます。
その投稿がアクティブ(いいねされたり保存されたり)な場合、浮遊させ続けてくれます。
私の投稿でも数年前にピンした画像が未だに見られていますし、保存されます。
毎日投稿するのがベストではありますが、Instagramのように投稿しなかったらアクセスがこなくなるものではありません。
Pinterestを使うデメリット
Pinterestを使うデメリットらしきデメリットはないのですが、強いて言えば以下の通りです
まず、ブログやYouTubeなどのコンテンツがない場合、URLを入れることができません。Pinterestの活用は難しいかもしれません。
Instagram投稿をピンしておく手もありますが、余りお勧めはしません。
なぜなら、SNSからSNSに推移しても仕方ないと考えるからです。
Instagramのプロフィールに行き、お申込みやメルマガ登録などのコンバージョンまでが遠いですよね。
離脱される確率が高いです。
もう1つは、Instagramとは画像サイズが違うので、Pinterest推奨サイズの画像を作る必要があります。
もし、Instagram用の画像をCanvaで作っているなら、リサイズ機能を使って縦長画像にしてから、微調整をするだけで済みます。
Pinterestを使うならビジネスアカウントで
Pinterestは個人用アカウントの他にビジネスアカウントがあります。
ビジネスアカウントにすることで、
- アナリティクスを見ることができる
- プロフィールに自社サイトのURLを入れることができる
- 広告を出すことができる
などのメリットがあります。
SNS運用は、ただ投稿を続けないでアクセス解析をして改善していくことが重要です。
Pinterestを使う際にはビジネスアカウントで運用をしていってください。
まとめ
私は2017年くらいからPinterest推しで、Instagramセミナーの中でPinterestを使うことをお勧めしてきました。
その頃からピンしていた人たちは1か月に数万インプレッションとなっています。
大変なことは一切していません。
ただコツコツとピンしていただけです。
メリットだらけのPinterest。使わない手はないでしょう。
Instagramに投稿しているなら、Instagram用の画像をリサイズしてピンしておいてくださいね。
どんどんインプレッションが伸び、ブログやYouTubeへのアクセスが確認できるようになりますよ!
【関連記事】