SNS広告

SNS広告で成果が出ないときの改善ポイント|初心者でもできる見直しチェックリスト

公開日 2025年5月4日 最終更新日 2025年5月4日

SNS広告で成果が出ないときの改善ポイント

 

SNS広告を出稿したのに、なかなか思うような成果が出ない…そんな経験はありませんか?

実は、SNS広告は「出して終わり」ではなく、「出してから育てていく」ものなのです。

 

 

初めから完璧な広告を作ることは、ベテランのマーケターでも難しいものです。

 

 

うまくいかないときは焦らず、冷静に見直していくことが大切です。

広告の最大の利点は「数字で改善ポイントがわかる」こと!

数字を見れば、どこがダメなのか一目瞭然なのです。

データを見ながら、少しずつ改善していくことで、確実に当たる広告に近付けることができます。

 

 

この記事では、SNS広告で成果がでないときにチェックするポイントについてお伝えしますね。

 

 

SNS広告で成果が出ないときにチェックすべきポイント

SNS広告の成果が思わしくないとき、どこから手をつければよいのでしょうか?

以下の5つのポイントを順番にチェックしていきましょう。

 

 

チェック① ターゲット設定はズレていないか?

広告の成否を決める最も重要な要素は「ターゲティング」です。

どんなに素晴らしい広告クリエイティブでも、必要な人に届いていなければ意味がありません。

 

 

ターゲティングのチェックポイント:

  • 自分設定とAI任せ、両方試して比較する
    最近のSNS広告プラットフォームは、AIによる自動ターゲティング機能が充実しています。自分で細かく設定した詳細ターゲットと、AIに任せたターゲットの両方を試し、結果を比較してみましょう。
  • 広すぎても狭すぎてもダメ
    ターゲットが広すぎると無駄な配信コストがかかり、狭すぎると十分なリーチが得られません。最適なバランスを見つけることが重要です。
  • 最初のターゲティングミスは広告ガチャ(ズレた方向)を引き起こす
    広告を出稿して最初に反応してくれた数名が本来のターゲットとズレていると、その後の広告最適化もズレた方向に進んでしまいます。私の場合、女性と指定して広告を出稿したにも関わらず、7割が男性に表示された経験があります。これを広告ガチャと勝手に命名しておりますが、どんな人に表示されているか確認しましょう。

 

 

チェック② オファーは魅力的か?

ターゲットが正しくても、オファー(提供価値)に魅力がなければクリックや成約につながりません。

オファーのチェックポイント:

  • ベネフィット(得られる未来)が伝わっているか?
    商品やサービスの「機能」ではなく、それによって「どんな未来が得られるのか」「どんな問題が解決するのか」というベネフィットを明確に伝えましょう。
  • 「欲しい!」と思える無料プレゼントや特典か?
    特に初回接点となる広告では、ターゲットが「今すぐ欲しい!」と思える無料プレゼントや特典を用意することで、成約率が大きく変わります。オーガニックでは効果がある無料メール講座も、広告ではイマイチです。メールアドレスを教えてでも、今すぐ手に入れたい強いオファーにしてください。

 

 

チェック③ クリエイティブ(画像・タイトル・文章)はターゲットに刺さっているか?

広告のクリック率(CTR)が低い場合は、クリエイティブに問題がある可能性が高いです。

クリエイティブのチェックポイント:

  • クリック率(CTR)が低いならクリエイティブが悪い
    一般的に、クリック率が1%を下回る場合は、クリエイティブの見直しが必要です。
  • 言葉・画像をテストしよう
    複数のバリエーションを用意して、どの組み合わせが最も効果的か検証しましょう。まずは同じ画像で言葉を変えてテストする、反応が良かった言葉でデザインを変えて再度テストする。素敵なデザインにこだわる人が多いのですが、実は書いてある言葉がが最も重要です。

 

 

チェック④ 誘導先(LP)はわかりやすいか?

クリック数は多いのに成約数が少ない場合は、ランディングページ(LP)に問題がある可能性が高いです。

LPのチェックポイント:

  • クリックされているのに登録されないならLPが悪い
    広告からLPに訪れたユーザーが、すぐに離脱してしまう場合は、LPの内容や使いやすさを見直しましょう。
  • ショートLP+シンプル導線を心がける
    特にスマホユーザーは長いページを読み込む忍耐力が低い傾向にあります。重要な情報を簡潔に伝え、シンプルな導線で目的のアクションに誘導することが大切です。
  • クリエイティブからの一貫性
    反応を見ながら広告クリエイティブをいじっていると、クリエイティブでの訴求とLPでの訴求が乖離してしまうことがあります。また、反応を求めて強い色の画像にしたせいでLPのイメージとかけ離れてしまうことも。一貫性は保ちましょう。

 

 

 

チェック⑤ データを見ながら改善できているか?

感覚ではなく、データを基に改善していくことがSNS広告成功の鍵です。

データ分析のチェックポイント:

  • 感覚ではなく、数字で原因を特定できるのが広告の強み
    「なんとなくうまくいかない」ではなく、具体的な数値を見て改善点を特定しましょう。
  • 基本指標
    • CTR(クリック率):広告自体の魅力をチェック
    • CPC(クリック単価):広告のコストパフォーマンスをチェック
    • CVR(成約率):誘導先(LP)の良し悪しをチェック

これらの指標を継続的に監視し、どこに問題があるかを特定することで、効率的な改善が可能になります。

 

 

 

まとめ|小さな改善の積み重ねが成果を生む

SNS広告は、最初から成果が出ることの方がむしろ珍しいです。

「出してからがスタート」という意識を持ち、データを見ながら少しずつ改善していくことが大切です。

  1. ターゲティングは適切か?
  2. オファーは魅力的か?
  3. クリエイティブはターゲットに刺さっているか?
  4. ランディングページはわかりやすいか?
  5. データを見ながら改善できているか?

これらのポイントを定期的にチェックしながら、小さな数字の変化を楽しみながら広告を育てていきましょう。

改善を続けていけば必ず当たる広告が出せるようになりますので。

 

 

SNS広告で成果が出ない場合、このチェックリストを活用してくださいね。

そして「失敗」ではなく「学び」として捉え、楽しんで改善を続けていきましょう!

 

 

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増田恵美

WEBマーケティングセミナー、SNSマーケティングセミナー講師。 WEBマーケティングコンサルタントとして活動中。WEBを活用したデジタルマーケティング、検索に強いサイト作り、売り込まなくても喜んで買ってもらえる仕組み作りを得意としている。女性心理のツボを突く集客で好評をいただいております。

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