公開日 2021年10月21日 最終更新日 2021年11月3日
強調スニペットを見たことがありますか?何か検索してこのような表示を見たことがあるのではないでしょうか。
クライアントから、「『◯◯ △△』を検索したら強調スニペットで出てきたのですが、検索上位になれたということなのでしょうか?いつも検索している私のパソコンだからなのでしょうか?」と連絡がありました。
西日本に住むクライアントがパソコンでの検索結果をスクショで送ってくれたので、関東でスマホからシークレットモードで検索してみましたが、やはり強調スニペットで表示されていました。
Googleサーチコンソールを見ても、ここ数か月ずっとその記事が上位だったようです。
強調スニペットとは
強調スニペットとは、Googleのヘルプにかいてありますが
Google の検索結果では、標準の形式とは異なり、ページへのリンクより先にそのページの内容を記述したスニペットが表示されることがあります。このように表示された結果を「強調スニペット」と呼びます。強調スニペットは、単体で全検索結果内、[他の人はこちらも検索] セクション内に、またはナレッジグラフ情報とともに表示されます。
強調スニペットは、ユーザーの探している情報が見つけやすくなると判断された場合に表示され、実際にリンクをクリックしたときの内容やページに関する説明を見ることができます。モバイルや音声で検索を行うユーザーに特に便利な機能です。
通常、強調スニペットにはリスティングが 1 つ含まれますが、複数表示される場合もあります。
Googleの強調スニペットの仕組みより引用
また、選択方法については
強調スニペットは、ウェブ検索結果から作られます。Google では、あるページが特定の検索リクエストに対してハイライト表示すべきスニペットとして適しているかどうかを、自動システムで判断します。お寄せいただいたフィードバックは、検索アルゴリズムと検索結果品質の向上に役立てられます。
Googleの強調スニペットの仕組みより引用
自分のページを強調スニペットとして設定できますか?の問いに対しては、
ご自分のページを強調スニペットとして設定することはできません。ユーザーの検索リクエストに対して、ページの内容が強調スニペットにふさわしいと Google のシステムが判断すれば、上位に表示されます。
強調スニペットとウェブサイトより引用
強調スニペットに表示してもらいたくても、自分で設定はできない。選ばれやすくするしかないのです。
強調スニペットになっているとどんなことが起きるのか
実は、私のプライベートブログが、『急須 蓋の向き』で検索した検索結果に、強調スニペットとして表示されていた頃があります。
この記事です。
現在は、お茶屋さんのサイトに抜かれてしまいましたが、主婦が急須を買ってきた記事が強調スニペットに表示されることだってあるのです。
2年ほど前、この記事に1日数百アクセスきたことがあります。私は見てなかったのですが、急須の蓋の向きについてテレビでやったみたいですね。1記事に数百アクセスは3日ほど続きました。
ちょうど強調スニペットに表示されていたころです。
これは強調スニペットが登場する前のことですが、検索上位にいた記事の情報が、テレビの健康番組で取り上げられたことで、2万アクセス以上になったクライアントもいました。
彼女はずっと検索される記事をコツコツ書き続けていたのです。テレビ番組のお陰とはいえ、2万アクセスを超えてから、ビジネスも軌道に乗り、事業を拡大し続けています。
上位にいると、何かをキッカケに爆アクセスがきてもおかしくないのです。
強調スニペットの特徴と対策
強調スニペットに表示されている記事をよく見てみると、特徴があります。
Googleが言っているように、検索が質問の形式で入力されたとき、簡単な回答やサマリーが提供されているのです。
1.タイトルが答えになっている
2.記事の一部を抜き出したときに、検索キーワードの答えになる文章がある
3.画像に説明がしてあるものが多い
私のプライベートブログが強調スニペットになっていたのも、タイトルが答えになっている、添付の画像のように、矢印と言葉を入れて、蓋の向きがわかる画像にしてあったからだと思います。
内容が、茶碗割っただの、猫の箸置きを買っただの、余計なことも入っているので、お茶屋さんに抜かれたのでしょう。
「〇〇とは」「〇〇の方法」「〇〇の仕方」「〇〇 理由」など、質問形式の検索キーワードで、タイトルを付け、答えを簡潔に書き、わかりやすい画像を入れておくと、強調スニペットに表示される可能性が出てきます。
まさに、私がいつもお伝えをしている「お客様のお悩みから検索キーワードを洗い出し、そのキーワードを入れて記事タイトルを付けて、その答えを記事にする」です!
お客様のお悩みから検索される記事を書いておくことですね。