SEO・検索

毎回ブログタイトルの冒頭が同じになっていませんか?

公開日 2021年10月11日 最終更新日 2021年10月11日

検索からお客様に来てもらいたい。その気持ちはよーーーくわかります。けど、やっていいこととダメなことがあります。

『ダメなこと』というのは、無理矢理検索キーワードを盛り盛りに盛り込んで、検索エンジンにスパム認定されるようなやり方です。あなたが知らずにやっていることで、もしかしたらスパム認定されるかもしれません。

毎記事記事タイトルに同じ検索キーワードを並べてませんか?

あなたはブログ記事の冒頭に毎回検索キーワードを並べていませんか?

と言われても意味がわからない方もいらっしゃると思いますので、例を出してみましょうか。

あなたが渋谷の道玄坂にあるラーメン屋さん「華麗」を経営しているとしましょう。「渋谷」「道玄坂」「ラーメン」(+指名検索で「華麗」)で検索されたいがあまり、下記のような記事タイトルをズラッと並べてしまうケースです。

10/9 渋谷道玄坂ラーメン「華麗」 秋ですね。ニンニク入りの味噌ラーメンでポカポカに! 
10/8 渋谷道玄坂ラーメン「華麗」 週末のご家族で外食にラーメンはいかがですか?
10/7 渋谷道玄坂ラーメン「華麗」 お客様の声・もう5年も通っています
10/6 渋谷道玄坂ラーメン「華麗」 ラーメン華麗で一番人気はこれ!
10/5 渋谷道玄坂ラーメン「華麗」 緊急事態宣言解除で渋谷は賑わってます!

この記事タイトルを見て読みたくなりますか?ってことです。

お客様の気持ちになって考えてみよう

ここからは、お客様の気持ちと検索エンジンの気持ちになって考えてみましょう。まずはお客様の気持ちから。

冒頭が同じ文章の記事タイトルがズラッと並んでいても読みたくならないのが、並べてみたらわかると思います。ではこれならどうでしょう。

10/9 秋ですね。ニンニク入りの味噌ラーメンでポカポカに! 
10/8 週末のご家族での外食にラーメンはいかがですか?
10/7 お客様の声・もう5年も通っています
10/6 ラーメン華麗で一番人気はこれ!
10/5 緊急事態宣言解除で渋谷は賑わってます!

何が書いてある記事か、一目でわかりますよね。

今回渋谷道玄坂ラーメン「華麗」は13文字です。10月9日の記事の場合
「渋谷道玄坂ラーメン「華麗」 秋ですね。ニンニク入りの味噌ラーメンでポカポカに!」 

「渋谷道玄坂ラーメン「華麗」 秋ですね。ニンニク入りの味噌ラー」くらいまで表示される可能性があります。

いつも記事タイトルの冒頭に入れている文章がもっと長いものだと検索結果に表示されるほとんどが同じ文章になってしまい、中身がなんだか全くわからなくなります。

例えば「渋谷道玄坂にある味噌ラーメンが美味しいラーメン『華麗』」

これは「渋谷」「道玄坂」「味噌ラーメン」「美味しい」 (+指名検索で「華麗」) と検索キーワードを欲張ったパターンで27文字になりました。検索結果に表示されるタイトルは30文字程度ですので、同じ文章を除くと3文字程度しか見えませんよね。

自分が検索されたいからと、毎記事検索キーワードを羅列することは、お客様目線で見るとむしろマイナスに働くのがよくわかったと思います。

検索エンジンの気持ちになった考えてみよう

次に検索エンジンの気持ちになって、記事タイトルの冒頭にいつも同じ検索キーワードが並んでいる状態を考えてみましょう。

大切なのは記事タイトルと記事内容の一致です。

記事タイトルは大事ですが、その記事タイトルを見て記事を開いた人が、思っていた内容と違えば「欲しいのはこの情報じゃない」になります。

検索エンジンの信用に関わるのです。

今回悪い例にあげた記事タイトルで、渋谷道玄坂ラーメン「華麗」そのものについて書かれている記事(トップページや事業概要など)なら良いのですが、日々のブログはそうではないですよね。

記事タイトルと記事の内容が一致していないので上位に行けることはないでしょう。

また、「その検索キーワードで上位を狙っているよね?」が見え見えなので、検索エンジンだったら気分よくないですよね~。私なら気分を害しますわ。

ということは、最悪スパム認定されるかもしれないってことですよ。

君子危うきに近寄らず!検索エンジンの気持ちになって考えても、やめておいた方が良さそうです。

アメブロあるあるで、「〇〇、〇〇、〇〇からもお越しいただいています」のように記事下にズラッと地名を並べるやり方はもっとも危険。

Googleはそのお店がどこにあるか知りたいのに、色んな地名があることでどこにあるか特定できなくなります。今すぐにやめましょう。

昔のSEO情報に振り回されない

5年前、10年前の情報のままの人もいます。今は検索エンジンも進化しているのです。昔良かれとやっていたことが、今はやっちゃダメになっているということね。

ひと昔前は、そのページに何度も検索キーワードが入っていた方が良いと言われていました。キーワードの出現率です。私もよく何度入っているか調べたものでした。

今の検索エンジンは、ひらがなで「かき」と書いても、前後の文章から「柿」なのか「牡蠣」なのか判別できるくらい優秀になっています。

検索エンジンは、書かれている記事の内容までわかっているということです。

なので記事タイトルは大事ですが、内容と一致していなければただの煽り。上位にいくことはないでしょう。

上位に行く記事はどんな記事かと言えば『人の役に立つ記事』です。検索されたい気持ちはわかるけど、ユーザー目線になれば、役にも立たない記事が上位にいたら迷惑でしかないのです。

また、多くの人にクリックされて読まれれば(滞在時間が長い)、「この記事は人の役に立っているんだな」になります。徐々に順位を上げていくでしょう。

タイトルを見てクリックもされない、開いても直ぐに閉じられる記事を書いているようでは、同じ土俵にすら立てていないと言うことになりますね。

人の役に立つ記事を書いていきましょう!

ひと昔前のSEO情報に振り回されず、最新情報を手に入れる。スパム的やり方ではなく正々堂々と王道で運営していくことですよ。

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増田恵美

WEBマーケティングセミナー、SNSマーケティングセミナー講師。 WEBマーケティングコンサルタントとして活動中。WEBを活用したデジタルマーケティング、検索に強いサイト作り、売り込まなくても喜んで買ってもらえる仕組み作りを得意としている。女性心理のツボを突く集客で好評をいただいております。

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