公開日 2017年5月12日 最終更新日 2022年5月15日
顧客の購買行動の変化
インターネットの普及で、消費者の購買行動は変わりました。
1920年代から使われていたAIDMAやAIDAからAISASへ。
AISAS
これはどうやら日本の広告代理店が作った言葉だとか。
今の社会には、これが一番ピッタリくるのではないでしょうか。
Attention(注意)
Interest(関心)
Search(検索)
Action(行動)
Share(共有)
つまり、
何かを見つけ
興味を持ち
検索をする
商品やサービスを購入して
嬉しくてSNSなどでシェアする
「あら、普段私がやっていることそのものだわ!」と思った人も多いはず。
と書いている私も、日々行っている行動です。
インターネット社会での具体的な購買行動
Attention(注意)
4月の検索に特化したセミナーの中で、SNSで気付かせるという言葉がありました。
それですよね。
SNSは自分のサービスを売り込むのではなく、
「あ、これ欲しい」
「あ、これ私に必要だわ」
と思わせること。
Interest(関心)
人は、自分に必要だと思うと興味を持ちます。
見掛けたものに関心を持ち、欲しくなる、行きたくなる。
Seach(検索)
次に、その欲しいものを検索します。
検索窓に商品名や関連するキーワードを入れますよね?
テレビで紹介された商品やお店が気になって、その会社のウェブサイトを検索してみた。
ビジーになっていて、アクセスできなかったという経験はありませんか?
それも、多くの人が検索という同じ行動をしているからです。
Action(行動)
検索してウェブサイトで確認し、本当に自分に必要であれば購入に至ります。
そのために、検索されるウェブサイト作り、信頼される内容が必要となります。
余談ですが、少し前にフェイスブックとインスタグラムに安いバッグの広告が現れました。
日本語がおかしく、漢字も日本では使わない漢字でしたので、外国の企業だと思います。
どこを探しても、企業の所在地や電話番号も記載してありません。
いくら広告を出していても、信頼できないところからは買わないよね!
Share(共有)
購入したものが良い商品やサービスであれば、他の人にも教えてあげたくなるのが人です。
インターネットができる前は、人から人への口コミだけでしたが、今は違います。
個人がブログに書いたり、SNSで発信したりできるのです。
AISASは循環して広がる
以前のAIDMAやAIDAとAISASの違いは、循環していることだと思っています。
そのShareを見た人がAttention→Interestを持つという流れになります。
お客様に満足していただき、シェアしてもらえる。
そんなビジネスが成功する世の中になったということ。
お店も、SNS映えする料理やスイーツなどを提供するようになりました。
以前は高級店では料理の写真はNGなどと言われていましたが、今は積極的に撮ってシェアして欲しがりますよね。
自分で売り込むのではなく、目の前にいる一人のお客様に満足してもらい、シェアした広がるという時代になったということですね^^