公開日 2023年2月10日 最終更新日 2023年2月10日
検索エンジンからの流入の増やすためのSEOで重要とされている項目にE-E-A-Tがあります。
E-E-A-Tとは、「Experience,Expertise, Authoritativeness, Trustworthiness」の略で、検索エンジンの権限におけるコンテンツの評価基準の一つです。これらの要素を満たすことで、検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。
※2022年12月の更新でE-A-Tに新たにEが加わりE-A-Tとなりました。Google検索品質評価ガイドライン最新情報:E-A-TにExperienceのEを追加
E-E-A-TとはGoogleの検索品質評価ガイドラインに記載されていること
E-E-A-Tは、Experience(経験)、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の英語の頭文字を取ったもの。ダブル・イー・エー・ティーと読みます。
検索結果で上位表示されるには、高品質なページを作っていく必要があるのですが、低品質のページは多くの場合、目的に対して適切なレベルのE-A-Tを書いています。
【原文】
Low quality pages often lack an appropriate level of E-E-A-T for the topic or purpose of the page. Here are some
examples:
● The content creator lacks adequate experience, e.g. a restaurant review written by someone who has never eaten
at the restaurant
● The content creator lacks adequate expertise, e.g. an article about how to skydive written by someone with no
expertise in the subject
● The website or content creator is not an authoritative or trustworthy source for the topic of the page, e.g. tax form
downloads provided on a cooking website.
● The page or website is not trustworthy for its purpose, e.g. a shopping page with minimal customer service
information
Important: The Low rating should be used if the page lacks appropriate E-E-A-T for its purpose. No other considerations
such as positive reputation or the type of website can overcome a lack of E-E-A-T for the topic or purpose of the page.【翻訳】
低品質のページは、多くの場合、ページのトピックまたは目的に対して適切なレベルの E-E-A-T を欠いています。ここにあるいくつかの
例:
● コンテンツ作成者に十分な経験がありません。そのレストランで食べたことのない人が書いたレストランのレビュー
● コンテンツ作成者には十分な専門知識がありません。スカイダイビングの専門知識がない人が書いたスカイダイビングの記事
● ウェブサイトまたはコンテンツの作成者は、ページのトピックに関する信頼できる情報源ではありません。料理のウェブサイトで提供される税金フォームのダウンロード。
● ページまたはウェブサイトは、その目的に対して信頼できません。カスタマー サービスが最小限のショッピング ページ
情報
重要: ページに目的に適した E-E-A-T がない場合は、低い評価を使用する必要があります。その他の考慮事項はありません
好意的な評判やウェブサイトのタイプなどは、トピックやページの目的に対する E-E-A-T の欠如を克服できます。
E-E-A-Tの内容をひとつずつご説明しましょう。
経験(Experience)
E-E-A-TのExperience(経験)とは実体験や人生経験で重要視されます。
実際に製品を使用している、実際に行っているなど、経験したことを伝えます。
記事にあなたの経験が織り込まれているかが評価となるのです。
上記でいうと、食べたことがない人のレストランレビューです。
読む人は未経験の人より経験がある人が発信する内容を読みたいですよね。
実際にお店に行って食べたことがあることを書きましょう。
資格を取る際に教えてもらったことは体験ではありません。
人から聞いたことより豊富な実体験を書くことが大事なのです。
専門性(Expertise)
E-A-TのExpertise(専門性)とは、その分野においての専門知識があるかです。
上記でいうと、スカイダイビングの知識がない人が書いた記事です。
スカイダイビングのことを書くならスカイダイビングの専門家が書いた方がいい。
サイトやコンテンツが特定の分野に特化しているかを見ています。
あなたは何かしらの分野の専門家なら、その分野に特化したサイトにしましょう。
その専門分野のコンテンツを増やし、情報を網羅することで専門性が高くなります。
権威性(Authoritativeness)
その人が特定の分野で認められている存在なのかです。
その分野で認知されていて知名度が高いと権威性があると評価されます。
国家資格を持っているとか、公的機関の推薦をもらっている人、その分野の本を出版している人は権威性があると評価されます。
サイト内に権威性を高めそうな情報は記載しておきましょう。
信頼性(Trustworthiness)
E-E-A-Tの中でもっとも大切なのは信頼性です。
Googleの検索品質評価ガイドラインにも書いてあります。
【原文】
Experience, Expertise, Authoritativeness and Trust (E-E-A-T) are all important considerations in PQ rating. The most important member at the center of the E-E-A-T family is Trust.【翻訳】
経験、専門知識、権威、信頼 (E-E-A-T) は、PQ 評価の重要な考慮事項です。 E-E-A-Tファミリーの中心にある最も重要なメンバーはトラストです。
正確で誠実で安全性が高いということです。
誇張した表現を用いたページは正確ではありません。
商品を売るためだけに作られたページは誠実ではありません。
SSL化されていないページは安全ではありませんよね。
専門家が書いていること、定期的に更新をし新しい情報であること、口コミなども信頼性に繋がります。
信頼性が高いサイト作りをしてください。
特にYMYL分野ではE-E-A-Tが他の分野より重要視されますが、この信頼性(Trustworthiness)が最も重要視されます。
YMYLとのE-E-A-Tの関係
YMYL分野は人の人生に大きな影響を与えかねない分野なので、よりとE-E-A-Tが重要視された検索結果になるのはご存知かと思います。
YMYLとE-E-A-Tは密接な関係にあります。
Google のシステムでは、人の健康や安全、経済的安定、社会の福利厚生に大きく影響する可能性のあるトピックについては、E-E-A-T が優れたコンテンツを特に重視します。Google はこうしたトピックを「Your Money or Your Life」、または略して YMYL と呼びます。
国家資格を持った人や公的機関や大手企業のサイトが上位になるのもE-E-A-Tが重視されているからです。
YMYL分野の方は特にE-E-A-Tを意識してください。
専門家としてのブログを書かなくてはならない理由はE-E-A-T
私は専門家としてもブログを書きましょうと伝えています。
ブログには人柄がわかるようにプライベートも書いた方がいいと言う人もいれば、プライベートは書かない方がいいと言う人もいます。
私もよく聞かれます。
誰が言っていることを信じたらいいのか混乱しますよね。
意見が違う理由は、指している「ブログ」が違うのです。
アメブロやnoteなど、フォローフォロワーのSNS機能がついたブログとホームページのブログでは運用の仕方が違います。
SNS機能がついたブログは、フォロワーに読んでもらう前提で書きます。
フォロワーが読む前提なので「今日もご訪問ありがとうございます」などと書いている人もいますよね。
検索上位を狙うものではないので、500文字程度のライトな記事でも構わないしプライベートを書いてもいいでしょう。
フォローフォロワーがないホームページの「ブログ」は検索エンジンからの流入がメインとなります。
検索されたときに上位表示されるには、Googleの検索評価品質ガイドラインに沿って運用しなければなりません。
運用の仕方が違うことを理解して、E-E-A-Tを高めていきましょう。