公開日 2017年12月16日 最終更新日 2017年12月16日
「最初は集客できていたのに、最近は集客できなくなっています」
そんなご相談をいただきます。 どんな商品でも成熟期の後は衰退していくものです。
プロダクトライフサイクルというもの。
衰退期を迎える前に、新商品を開発するか、新しい市場を開拓しなければなりません。女性はこの部分を乗り切るのが苦手のようなので、考え方と解決策をまとめてみますね。
リピートされるもの、されないもの
わかりやすいように、セミナー(講座)とレッスン(教室)で考えてみます。あなたの商品がリピートされるもの、リピートされないもの、どちらに近いか当てはめてみてくださいね。 私が考えるレッスンとは、参加者が知識や技術の習得のために参加し、自らの身体を動かすもの。例えば、書道教室やお菓子教室、お花のお教室など。上達するために通うものなのでリピートがある。(主婦向けのレッスンは作品を作る楽しみが目的のものもある) セミナーは、講師の知識や技術を聴くために参加するもの。ビジネス系のセミナーなど。ワークがあったとしてもそのワークを繰り返すことで上達しないのでリピートはされない。 ※内容はセミナーでも、レッスンと名前をつけるのは自由です。
市場を見る
ここで目を向けて欲しいのが市場です。
レッスン
技術の向上や楽しみのために通うお教室であれば、リピートがあります。毎月新規を大勢集客しなくてもリピーターでそこそこ回るものです。 リピートされる率が低いなら、内容か対応に問題があるかもしれません。 毎月魅力あるレッスン内容にする。また行きたくなる楽しい雰囲気にするという工夫。
セミナー
同じ内容でリピートは見込めません。1回目の開催時、見込み客300人で10人が参加してくれたとしましょう。 見込み客数が同じだとしたら、2回目に参加してくれるのは、前回日程が合わなかった人。3回目以降も同じなので、どんどん参加人数は減って行きます。
解決策
解決策を考えてみましょう。
見込み客を増やす(市場の開拓)
2回目、3回目も10人の集客をしたいなら、見込み客を600人、900人と増やす必要があります。見込み客が増えていないのに同じ内容で開催しても集客は難しい。当たり前のことですが(笑)
内容を変える(新商品の開発、投入)
見込み客を2倍、3倍に増やし続けるのは容易ではありません。同じ人にリピートしてもらうには、前回とは違う内容、スキルアップ編や、全く違う内容を作る必要があります。
まとめ
あなたの商品がリピートされるものなのか、されないものなのか当てはめてみました? リピートされるものでもされないものでも、集客できている人は、立ち止まっていません。どんな商品でも衰退期は訪れるものなので。 常にお客様の反応を肌で感じて、時代の流れを読んで、次の手を考えています。立ち止まらずに動き続けましょう!