公開日 2022年8月6日 最終更新日 2022年8月6日
私がコンサルタントの言うことを鵜呑みにするなと言ったら驚きますか?
鵜呑みにしないはちゃんと咀嚼して飲み込みましょうということ。
どんな状況にも対応できる臨機応変さを身につけること。
それには やり方を教えてもらおうとせず、考え方を学ぶことが必要です。
カーナビの状況に合わせた臨機応変さに驚いた
先日、行ったことがない場所に車で行こうと、カーナビアプリを使い到着地までのルートと時間を確認しました。
朝早い時間に確認をしたところ45分と出ていました。
それから1時間ほど経ちもう一度見たみたところ、渋滞が発生していて55分かかると出ました。
「おお!もっと混雑するかもしれないから早めに出よう」と準備をして車に乗り込むと、所要時間は45分に戻っていてルートが変更になっていました。
渋滞を避けて短時間で着く別ルートを提案してくれたのです。
目的地への行き方を教えてもらっただけでは渋滞があれば遅れてしまう、工事で通行止めになっていたら行き着くことすらできません。
事業をしていく上で必要な力はその時の状況に合わせてカーナビのように臨機応変に対応できる力なのです。
成果が出ないのは本当にコンサルタントの問題だけなのでしょうか?
先日クライアントとの個別セッションで
「コンサル選びに失敗したことがある人が多いのに驚きました」みたいなことを言われました。
彼女は初めてのコンサルが私です。
ある集まりの自己紹介で「前のコンサルが」と話してくれた人がほとんどだったことに驚いていたのです。
確かにそういう方は多いのですが、本当にコンサルタントの問題だけなのでしょうか?
私が言ったのは
「多いですよ。ただ本当にコンサルがひどかったケースもあるけど本人に問題があるケースもない訳ではありません」
考え方を学ぶと全く違う結果になる
確かに、質問し放題だったはずなのに質問をしても返信が来るのが2週間後とか、ただ自動ツールを渡されてい終わりみたいなひどいコンサルタントもいるようです。
お客様の声にご感想をくださっている刀禰麻美さんも書いてくれています。
今までに2名の単発コンサルを受けたり、美容起業家専門なら大丈夫と思い継続コンサルを受けたりとしてきました。
3名のコンサルを受けて、その時は少し反応はあるものの効果が継続するものではなかったのです。
何をしてきたかと言うと、一つに露出を増やすためにフェイスブック1日5投稿、アメブロ1日3投稿などを実践。
毎日の課題をできる限りやっていました。
夫には「いつもスマホ見てて話聞いてない」と文句を言われたりしながらも、知ってもらうためには今やらないといけないと必死。
3か月ほどやりましたが、SNS内でそして検索を考えずの発信もあり、検索に引っかかることもなく、毎日追われ疲弊する自分。
反響もそんなにないのに続けててもいいのかと疑問が沸き、コンサルが終わったら1日5投稿など自ずと終了でモヤモヤとした思いだけが残りました。
彼女は真面目なのです。
真面目に言われたことをやってきた。私のところに来た時には「あ~あ」な状態でした。
そこから考え方を学び、事業の立て直しをして現在は3店舗のオーナーです。
やり方を教えてもらおうとせず考え方を学ぶ
実は、一見真面目で良さそうな「やり方を教えてもらい覚えようとする」のはダメなのです。
AのときはB、Cという事態が起きたらDするのような覚え方が事業を運営する上で一番危険です。
次にEがきたら対応策をまた誰かに聞かなければ乗り切れないからです。
それよりも1足す1は2、1足す3は4と教えられたときに「あ、そうか」となっていれば1足す8でも1足す100でも答えは導きだせますよね。
考え方を学びましょう。
継続コンサルティングコースのページに書いたように
コンサルタントも子育てと似ています。
クライアントも様々です。
その道で20年のキャリアがある方もいれば、これから始めるという方もいらっしゃいます。
ブログすら書いたことがない方でも大丈夫。徹底的にサポートします。
いつか親元を離れても自分で運営できるように。
子育てと同じで私の元を離れても自分1人で運営できることができるようにと思い伴走をしています。
「1人で運営できるようになっても困ったことがあったらいつでも相談に来てね」が私のスタンスです。
自分1人で運営できるようになるにはペルソナに寄り添うこと
ここまで読んできて「たった数ヶ月で事業を自分1人で運営することができるようになるって無理じゃない?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
実はそんなに難しいことではないのです。
誰に何を売るか、どんな媒体で発信していくのかを決めたら「答えは全てお客様」だからです。
わからないことがあったらペルソナに聞けば答えは見つかります。
「ペルソナは何を知りたいかな」
「ペルソナは何を書いたら喜んでくれるかな」
「ペルソナがステップメールに登録する気になるにはどうしたらいいかな」
「どうやったらペルソナに私のことを知ってもらうことができるかな」
ペルソナの気持ちにとことん寄り添えば答えは見つかるはずなのです。
どれだけペルソナの気持ちを考えられるか、どれだけ思いを馳せられるかに尽きます。
ペルソナ無視で今たまたま書けること、自分が書きたいことを書いていては読み続けてもらえないしステップメールに登録してももらえませんもんね。
ちょっと話が逸れましたが、事業を1人で運営できるようになるには設計ができたらペルソナの気持ちを考えるだけなのです。
私がいつもいう「答えは全てお客様」「ペルソナに聞いてみて」です。
「増田さんは最後の砦」
ありがたいことに私のことを『最後の砦』と言ってくれる人たちがいます。
「増田さんのコンサルで結果出なかったら諦めた方がいい」とまで言ってくれる人も。
それも他のコンサルで結果が出なかった人が結果を出していること。
動画のお客さまの声にあるように「ここまでやってくださる方っているんだ」と言ってもらえるほど伴走するからかもしれません。
そんな私でも本人に問題があればどうしようもないってことです。
先の彼女に言ったのは「私は依存させないから」でした。
私がいなければならない状態にし依存させてずっとお金を取り続けることもできるかもしれませんが、それは私が望む姿ではありません。
カモになってもらいたくないのですよ!(強く言う)
あるクライアントが継続コンサル終了後に
正直結構大変でしたが、どの課題にも確かに意義があり、この先自分がビジネスの方向性を変えようと思ったとしても応用できる考え方
と表現してくれたクライアントがいます。
これを言った彼女は考え方を学んでくれたので、今でも新しいことを始めたり方向性を変えたりと、臨機応変に自分で変えて行動をし続けてくれています。
・やり方を教わろうとせず考え方を学ぶ
・常にペルソナの気持ちになって考える
・状況に応じて臨機応変に対応できる柔軟さを持つ
この辺ができれば余程ひどいコンサルじゃなければ結果は出せるはず。
「コンサルタントの言うことを鵜吞みにしない」は
AのときはB、Cが起きたらDのような覚え方をしないこと。
ちゃんと咀嚼してから飲み込むことです。