公開日 2021年6月4日 最終更新日 2021年6月4日
専門家として書いているブログなのに、「〇〇だそうです」「〇〇らしいです」と書いてあるブログを見かけます。あなたがお客様なら、そのブログを見て信用できますか?
専門家として発信をするのであれば、咀嚼して自分の血となり肉となってから発信をしてください。
専門家に見えない習ったことの横流し
例えば私が
「こうすると検索で上位表示されるらしいです」と発信をしていて専門家に見えますでしょうか?「その程度の発信で良ければ、私でもできるよ!」と思いません?
習ったことをそのまま横流しするだけなら誰でもできます。とても専門家に見えない。むしろ、自分の専門分野でそれをやると信用されないので、専門家としてやってはいけないことなのです。
あ、専門分野のことじゃなければいいんですよ。
例えば私が「メイクブラシの手入れはこうするといいらしい」と発信するのはアリです。
美容家ではないので、メイク道具の手入れは専門外ですから。
手段として使えるようになるには実践と検証
資格がお客様を連れてきてくれる訳ではないです。その資格を取るまでに学んだことを、お客様のお悩みを解決する『手段』として使うようにお伝えをしています。
学んだことを『手段』として使えるようになるには、実践と検証が必要です。
実際に自分でやってみてどうなったのか。お客様にやってみてどう変化したのか。それには、ある程度の時間が必要ですよね。
もし、私が誰かに、新しいSNSの使い方を習ったとしたら、そのまま発信はしません。最低でも自分でやってみて成果を出す。できれば、その方法でクライアントでも成果が得られてから、やっと発信です。
なので、資格を取ったからといって直ぐに仕事になるとは思わないこと。習ったとしても、それを自分の血となり肉とすることに時間をかけてもらいたいのです。
専門家に見えない発信は逆効果になる
その人の気持ちは文章から伝わるものです。似たような文章を書いていても、奥にある優しさを感じる場合もあれば、奥にある傲慢さが伝わることも。
見ている人のためを思い、良くなってもらいたいと発信するのと、「あんたたちダメよ」と思い発信するのでは、受け取る側の印象が全く違う。
これホントにバレるから!気を付けてもらいたい点です。
同じように、専門家として自信を持って発信しているのと、人から聞いた情報を、自信なく横流ししているのも伝わってしまいます。
「〇〇だそうです」「〇〇らしいです」みたいな書き方からは自信のなさを感じませんか?あなたがお客様だとしたら、自信がない人に仕事を依頼したくはありませんよね。
実践して成果を出してから、「これを実践したら、こう変化しました!」「私のお客様はこれで長年のお悩みを解決できました!」堂々と発信してください。
専門家になるのも守破離である
資格がお客様を連れて来てくれるんだと勘違いして、集客できないのは資格が足りないからだと、次々と資格を取りに行ってしまう人がいます。中には1千万円近い金額をつぎ込んでしまった人もいると聞きました。
そうなる前に気付いてもらいたい!
資格を取るまでの学びは守破離の守です。他の流派を取り入れて(学んで)、咀嚼して咀嚼して、自分の血となり肉となって、やっと離になるのです。
それをやらなければ、鵜飼の鵜で終わります。離にするには、それまでの学びを融合させて、いかにオリジナルにしていくかです。
オリジナルにしてから専門家としての発信を
何度でも書きますが、資格がお客様を連れて来てくれる訳ではありません。資格を取るまでの学びをお客様のお悩みを解決する手段として使ってください。
自分の専門分野の内容を「〇〇だそうです」「〇〇らしいです」と書くのは専門家に見えないのではやめましょうね。
専門家として信頼されるように、実践して検証して、血となり肉となってから、自信を持って発信してください。