公開日 2018年4月19日 最終更新日 2022年2月24日
ペルソナを決めることを重要視していない、「設定する意味があるの?」という方がいらっしゃいます。また、ペルソナを決めたはずなのに、いつの間にか自分が書きたいことを書き始める。それで「集客できません・・・」
なんでペルソナを置いてけぼりにしてしまうのでしょう。今日はペルソナを決めることの重要性をもう一度おさらいしますね。
誰に何を売るかを決める『誰に』の部分がペルソナの設定です。
以前記事にしましたが、ターゲットとペルソナは違います。ターゲットは大まかな層、ペルソナは一人の人です。年収、生活スタイルなど細かい部分まで設定することにより、商品も発信も「あ、私のことだ」となります。
ペルソナで発信を私事(ワタクシゴト)にする
あなたは駅前で「みなさん!」と街頭演説をしているのを立ち止まって聞きますか?有名な政治家や、応援に来ているのが有名人じゃないと、足も止めずに素通りしていません?大勢の人に向けて自分の話したいことを話しているから聞きたいとも思わないんですよね。だってみんな自分の生活で忙しいもん(笑)
もし、街頭演説をしている人が、「40代の主婦のあなた」とか「そこを歩いているピンクのコートの女性」と言われたりしたら「え?私?」と立ち止まりますよね。極端な話、苗字で呼ばれたら絶対に立ち止まります。
Webサイトも同じで、絞り込むと、見た人が「あ、私のことだ」になるのです。
ネットで出てくる広告をついクリックしてしまうのも、閲覧履歴から情報が表示され、年代や興味があるものがされるからなんですよね。
ペルソナに向けた商品作り
ペルソナを設定することにより、商品作りもピンポイントになってきます。
同じシャンプーでも、誰でもに向けたシャンプーより、40代の女性向けのシャンプー。40代の女性向けのシャンプーより、40代の女性で髪にうねりが出てきた人向けのシャンプー。自分の悩みを解決してくれる商品に手が伸びるのではないでしょうか。
人は自分の悩みを解決できる物を購入するので、ペルソナの設定がされていない、ズレていると、結局誰にも買ってもらえない商品となってしまいます。
ペルソナの気持ちを考えて商品作りをすると良いですね。
ペルソナが入力する検索キーワード
ペルソナを設定すると、検索キーワードも絞れてきます。
ペルソナが悩みを解決するためにどんな言葉を検索窓に入れますか?
あなたの持っている資格の名前をペルソナは知っているでしょうか。
自分が検索されたい言葉ではありません。ペルソナの気持ちを考えて、スマホやパソコンに向かってどんなキーワードを入れるか考えてみてくださいね。
ペルソナの生活に密着したブログ更新、メルマガ配信時刻
ペルソナの1日の生活を想像したら、ブログを更新する時間、メルマガを配信する時間も見えてきます。
ペルソナが会社にフルタイム勤務の女性なら、朝8時は電車の中でブログやメルマガを読む絶好の時間です。けど、ペルソナが小さなお子さんがいるパート勤務の主婦なら、朝8時は幼稚園に送り出す一番忙しい時間で、見る時間はないかもしれませんよね。
あなたのペルソナはどんな生活をしていますか?想像してみてくださいね!
ペルソナが行けるサービスの提供時刻
フルタイム勤務の女性は、平日の昼間にネイルサロンに行ったり、習い事をしたり、セミナーに参加することはできませんよね。小学生のお子さんがいる主婦なら、午後のセミナー参加は難しいでしょう。
自分がサービスを提供できる日時ではなく、ペルソナの生活を想像して日時を決めるようにした方が参加しやすくなりますよね。
まとめ
あなたのペルソナはどこにいますか?どんなメディアを良く見て、どうやってあなたに辿り着くのでしょうか。
ペルソナを設定しても、つい忘れてしまうようです。忘れると何もかもがブレます。
誰に向かって書いているのかわからない、自分が書きたいことを書いて、自分が更新できる時間帯に更新されるブログ、自分が書ける時間に配信時間がまちまちなメルマガ。それではなかなか集客に繋がりません。
商品作りも発信も提供するサービスも、自分軸ではなくペルソナ軸にしてください。常にペルソナ〇子さんの気持ちを想像して、お悩みに寄り添う心を大切にしてくださいね^^