公開日 2019年12月19日 最終更新日 2019年12月19日
ブログやSNSでの発信は、お客様の気持ちになって考えること、俯瞰して自分を見ることが大切です。一方的に発信しているように見えて実はコミュニケーションなんですよ。 なのでコミュニケーションスキルが大事。 リアルなコミュニケーションと同じで、相手の気持ちを汲むことができないと、誰の心も動かせません。リアルと違い、顔の表情や言葉の抑揚がない分、文章だけで伝えるのはリアルより大変だと思います。 「仕事をしている風な日記」を書いていても集客には繋がりません。未来のお客様はあなたの業務報告も興味ないですからね。
日常会話のコミュニケーション
![ブログもコミュニケーション](https://masudamegumi.com/wp-content/uploads/2019/12/e855e60f3c687d96c4059cb1ba435527_s.jpg)
コミュニケーションする上で大切なのは、相手の気持ちを汲むこと。相手の気持ちを汲めない、俯瞰して自分を見られない人とは会話が成り立ちません。 普段の生活でもこんな経験はありませんか?
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「うちの子、月曜日から学校に行きたくないって行かなくなって。これって不登校かしら」
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「不登校か…大変だね。うちの子のクラスにもいるわよ。その子のお父さんは〇〇株式会社に勤めているらしいんだけど、それがうちの旦那の取引先で、旦那に言ったら知ってるって。世の中狭くてビックリしたわ」 不登校と受けて答えた内容ですが、相手の気持ちは汲めてない。コミュニケーションは取れていないのがわかりますか? ではこれはどうでしょう。
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「うちの子、月曜日から学校に行きたくないって行かなくなって。これって不登校かしら」
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「私の弟、社会人になってから引きこもりになっていた時期があってね。両親もどうしていいかわからなくて大変だったのよ。そんな時にあるカウンセラーの先生を知って、思い切って相談してみたら解決したの。良かったらご紹介するわよ」 切り口は引きこもりですが、相手の気持ちを汲んでコミュニケーションが取れているのがわかります?
私の面接失敗談
![面接失敗談](https://masudamegumi.com/wp-content/uploads/2019/12/3335ddb9aca44499195e0a06a120c49a_s.jpg)
私が就活をしていた頃、面接で大失敗をしました。ある大手の広告代理店、新卒の一般募集はなく、縁故がある人のみ受けられました。 作文が終わり面接です。当時の女性社員は事務職のみ。所謂お茶くみコピー取りです。 面接の中でお茶くみでいいかというようなことを聞かれました。当然イエスと答えます。そのあとの質問が
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「どうしたら美味しいお茶を淹れられると思いますか?」
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「・・・(これはどんな答えを要求されているのだろうか)」
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「美味しいお茶を淹れるには何が必要でしょうね」
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「・・・(ヤバイ!また聞かれた)」
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「わかりませんか?」
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「いえ、美味しいお茶を淹れるには温度が大切なので、熱湯ではなく少し冷ましてから淹れます」 はい、やっちまいました!今思い出しても背筋が寒くなるトンチンカンな回答です。 お茶の淹れ方としては不正解ではないと思います。ただ、この面接官に要求されている回答とはかけ離れていますよね。面接終了後に模範解答が浮かびましたが後の祭り。 数日後にいただいたご連絡は 「どうやら面接でやらかしたらしいね。作文は凄く評価が高かったと聞いています。だから尚更残念ですよ」 「チ───(´-ω-`)───ン」 「美味しいお茶を淹れるには」の入社面接における模範解答は「心を込めて淹れる」だったのではないかと思っています。 美味しいお茶を淹れるにはという問いに対して、その場面、相手の気持ちによって回答が変わるというのお分かりいただけますか? ※自身の名誉のために書いておきますが、その後、一部上場企業に万博コンパニオンとして採用されました。
ブログに書く内容も求められている回答を
冒頭に書いた 「仕事をしている風な日記」を書いていても集客には繋がりません。業務報告もね。 お客様が知りたいのは、今日あなたがどんな仕事をしたかではなく、あなたに仕事を依頼したら自分はどうなれるのかなんですよね。 あなたのサービスを疑似体験できるのがお客様の声 あなたの知識や技術がわかるような記事 お客様の気持ちになって考える。求められている回答を書いていくことでしょう。俯瞰して自分を見る習慣をつけてくださいね。