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女性起業家にはホームページはいらない?不必要って本当?

公開日 2021年9月8日 最終更新日 2021年9月8日

「ホームページなんて必要ない」「ホームページはまだ早い」と言われたことがありますか?
 

この手のご相談がメチャメチャ多いのです。

理由は女性起業家だから?えっと…意味が分かりません。

結論から申し上げますと、男女関係なくキチンと事業をするなら必要でしょう。

ホームページがない会社を信頼しますか?

あなたもどこかで聞いた情報で検索をすることがあるかと思います。お店の名前を聞いたとか、商品名を聞いたとか、人の名前を聞いたとか。

私はポストに入っていたチラシを見て検索をすることがあります。インターネット広告で見かけた商品で検索することもあります。どんな会社だろうって。

検索してホームページが見つからない場合、そこで終了です。

インターネット広告から飛んだページに特定商取引法に基づく表記に必要な事項がない、会社概要に会社名や所在地も書いてない。怖くて買えません。
 

10年前ならいざ知らず、いまどきホームページもないなんて信用できないです。

消費者の立場ではホームページがないと信用しない。けど、自分がいざホームページを作るとなると「なくてもいいんじゃないか」になるのはなぜなのでしょう。

いやいや、私の所にご相談にいらっしゃる方は「必要だと思っているのに必要ないと言われてどうしたらいいのかわからなくなった」なので問題ないのですが^^

アメブロはホームページ代わりにはなりません

アメブロをホームページ代わりに使えばいいと言われた方も多いです。残念ながらアメブロはホームページ代わりにはなりません。

アメブロを書き始めた、既に書いているクライアントには、なるはやでホームページを作ってもらうようにしています。
 

アメブロがホームページ代わりにならない理由は3つあります。

理由1、アメブロでは固定ページが作れない

10年位前、アメブロをホームページ代わりに使うのが流行りました。

アメブロのブログ記事としてメニュー記事やアクセス記事を書き、グローバルメニューからその記事に飛ばしてホームページっぽく使うやり方です。

ホームページにあるメニューページやアクセスページはブログ記事ではなく「固定ページ」で作るので日付が入りません。

アメブロの記事として書いてあるメニューやアクセスでは日付が入りますよね。2016年のメニュー記事を見て「このメニューは今も有効なのだろうか」と疑問に思ったこともあります。

ではなぜその頃アメブロをホームページっぽく使っていたのかというと、当時のホームページは高額でしたしブログ機能がついていないのが主流だったからなんですよね。

理由2、通信販売法違反

ブログをホームページっぽく使っているほとんどの人が特定商取引法に基づく表記なくお申し込みをさせたりしています。
 

通信販売法に抵触するのです。

もちろん中にはちゃんとブログ記事として特定商取引法に基づく表記を書いている人もいますよ。けど、極々少数。

それに、理由1で書いたように、その特定商取引法に基づく表記やプライバシーポリシーもブログ記事なので日付が入っています。

3年前に書かれた特定商取引法に基づく表記が変わっていないのか、変わっているのに更新されていないのかわかりませんよね。

理由3、個人情報保護法違反

ホームページになくてはならないものがお問い合わせフォームです。

ホームページの構成は業種によって違います。オンラインショップや講座のお申し込みがない業種もありますが、お問い合わせフォームはありますよね。

お問い合わせフォームがあれば、いただいた個人情報をどう扱うか記載しておく必要があります。

2017年5月に個人情報保護法が改正されました。

それまでの個人情報保護法では、保有している個人情報が5,000人分以下の事業者(小規模取扱事業者)には適用されませんでしたが、小規模取扱事業者であっても個人情報保護法が適用されています。

お問い合わせフォームがあるということは、個人情報をご入力いただくということなので、プライバシーポリシーは必須なのです。

上記の特定商取引法に基づく表記と同じように、アメブロの記事にしている人もいますが、極々少数。日付は何年も前に書かれたものになっています。

※個人事業で知っておきたい法律関係についてはこちらにまとめてあります。

上記の3つの理由から、やはりアメブロはホームページ代わりに使うのは無理があるのですよ。

相談したのはホームページの作成サポートができる人?

「ホームページは必要ないと言われたのですが作りたいのです」というご相談にいらっしゃるのは必要だとわかっている人。

必要だとわかっているのに「必要ない」と言われ、面食らって相談にきてくださるのです。


誰に必要ないと言われたのか聞くと「コンサルタント」という答えが返ってくる確立100%です(笑)

そのコンサルタントが誰かを聞くことはないのですが、そのコンサルタントがホームページを持っているか聞くと持っていないんですよね。
 

若しくは「ホームページらしきものはあります」と言われます。(たぶん活用できてない)

本人が持っていない、活用できていないようであれば、「ホームページを作りたい」と言われても困ってしまうでしょう。

作るサポートできないのですから「必要ない」と答えるしかない。それも仕方ないかなと思います。

ホームページの作成サポートって知識もいるし、労力もいりますもの。

けど、「女性起業家だから」はホント意味不明です。お客様から見たら男女は関係ないでしょう。むしろ「女をバカにしてるのか?」と思ってしまいます。

事業をするならホームページは必要です。

それから、自作で用を成していないホームページも見かけます。自作が悪い訳ではありませんが、構成や導線はプロの手を借りた方がいいと思いますよ。
 

仕事を依頼する前に確認を!

ホームページが必要、1人では作れないからサポートをしてもらいたいと思っていながら、ホームページがない人に仕事を依頼することがそもそも間違いなのですよ。
 

オンライン化が進み、会わないで完結することが増えてきました。

私の場合、昨年から全てオンラインなので、クライアントはリアルで会ったことがない人ばかりです。リアルに会えない状態で仕事をご依頼いただくので、より気を付けないとならないと思っています。
 

ネットで申込み、お支払をして、サービスの提供を受けるなら通販です。

後からトラブルにならないよう、高額を支払う前に、通信販売法や個人情報保護法を守れている人なのか、ちゃんとスキルがある人なのかを確認してくださいね。

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増田恵美

WEBマーケティングセミナー、SNSマーケティングセミナー講師。 WEBマーケティングコンサルタントとして活動中。WEBを活用したデジタルマーケティング、検索に強いサイト作り、売り込まなくても喜んで買ってもらえる仕組み作りを得意としている。女性心理のツボを突く集客で好評をいただいております。

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