公開日 2019年1月5日 最終更新日 2023年1月9日
アメブロ商用利用解禁から考える今後
2018年12月にアメブロの商用利用が正式に認められました。
今まで商用利用禁止と言いながらも、ここ数年は よほど悪質でなければ削除されることもなくなっていました。
それが公に商用利用してもいいよとなった。グレーが白になったというだけで何も変わらない。肩透かしのような解禁でした。
私は『アメブロ集客』という言葉が嫌いです。
『アメブロ集客』と『アメブロを使った集客』は別物。
私は『アメブロから始まるWeb集客の仕組み作り』とし、アメブロ内でサービスを買い合う学芸会ではなく、検索されるツールとしてアメブロを使い、アメブロガーではないお客様に購入していただけるように作ること。
検索される記事が書けるようになったら、早めに独自ドメインのサイトを育てるようにと伝えてきました。
アメブロ内集客は学芸会
所謂『アメブロ集客』は、お互いのサービスを買い合う学芸会ビジネスです。
アメブロに限ったことではないのですが、コミュニティの中でサービスを買い合っている学芸会状態。
アメブロバブルのころ、ユーザー数が多かったので、学芸会ビジネスが成り立ってしまっているように見えていました。
が、実は職種によっては割が合わない人もいたし、お互いにサービスを買い合うのもいずれ終わりがくる。
「アメブロを使った集客」は、検索されるツールとしてアメブロを使い、検索エンジンからのお客様に来ていただける。
特にお金をかけられない起業初期はアメブロを使うことをお勧めしてきました。
今回のアメブロの商用利用解禁で、またアメブロ内学芸会が始まるかもしれないという懸念が出てきました。
巻き込まれないでくださいね。
アメブロのドメインパワーが更に落ちるかも
アメブロのドメインパワーが落ちてきています。
検索結果にアメブロが少なくなっているというのは肌で感じている方も多いと思います。
アメブロの商用利用解禁で、ビジネスユーザーが増え、アメブロ内学芸会が始まると、内容の薄い記事が量産されることになり、ドメインパワーが更に下がる可能性もあります。
そのameblo.jpというドメインで頑張って書くより、独自ドメインのサイトに内容が濃い記事を書いて育てていった方が検索上位に表示される確率は高いのではないでしょうか。
まとめ
アメブロを推奨していた理由は、無料で使える、SNS的な機能が多いので書き始めからアクセスを集めることができるから。
そして何よりも「アメブロで書くと集客できるらしい」と書き始めてしまっている女性が多いので、ちゃんとしたWeb集客の仕組み作りをお手伝いするためです。
『アメブロ集客』ではなく『アメブロを使った集客』なので、私のクライアントのお客様にアメブロガーはほとんどいません。
ブログも書いていない一般の主婦やOLがお客様として来てくれています。
この商用利用解禁で今後どうなるのかと考えてみると、商用利用解禁でビジネスユーザーが増えた場合、むしろアメブロを使って集客するのは難しくなる可能性もあります。
なので私のスタンスは以前と変わりません。早めに独自ドメインのサイトを育て、アメブロはSNS的に利用することをお勧めします。