公開日 2019年12月6日 最終更新日 2021年5月4日
検索でお店を探すことってありますよね。地名+お店の種類で検索すると思います。
Googleはどこにそのお店があるのか知りたい。Googleマイビジネスに登録するのが一番なのですが、自宅なので登録できない。そんなとき、どこにあるのか知らせるのに確実で簡単なのは郵便番号と電話番号です。
Googleはなぜどこにあるか知りたいのか
Googleは検索ユーザーが知りたい情報を出してくれます。Googleは検索している場所の位置情報、時間帯、使っているデバイスも加味して教えてくれているのです。
渋谷の繁華街で夜7時にスマホから『ラーメン』と検索している人は、今すぐラーメンが食べたい人だろうと、近くにあるラーメン屋さんを表示してくれる。
深夜1時に住宅街でパソコンから『ラーメン』と検索している人は、ラーメンを食べたいのではなく、ラーメンについての情報を知りたいのだろうと、違う結果を出してくれるんですね。
地域名を入れてお店を探している人には、確実にその近くにあるお店を紹介しなければならない。Googleマイビジネスに登録していれば、地図にピンを立てて教えてくれます。
Googleは、検索ユーザーのためにどこにあるか知りたいのです。
日本には同じ地名が複数ある
日本には同じ地名が複数あります。
府中市は東京都と広島県にあります。伊達市は北海道と福島県にあります。 中央区は全国に10もありますし、南区は全国に13もあるんですよ。
自分のサイトを見ている人は、当然東京都の府中市だとわかってくれていると思うかもしれません。が、広島県の人が見たら、広島県の府中市と勘違いするかもしれない。
都道府県名は入れた方がいいですね。
あるあるなのが、地名を沢山入れる行為。そのお店がどこにあるかピンポイントで知りたいのに、多くの地名を入れることで確定できなくなります。
あなたがGoogleだったらどちらを上位表示する?
あなたがGoogleだったらと考えてみてください。
渋谷、新宿、池袋と3つの地名が入ったお店 地名は渋谷だけが入っているお店 渋谷+●●で検索したユーザーにどちらを上位表示して教えますか?
3つの地名が入ったお店は、本当に渋谷にあるのかすらわからない。私がGoogleなら、渋谷だけが入ったお店を紹介するでしょう。
地名の選び方は距離によっても違ってくると思います。
例えば、原宿、明治神宮前、表参道と3つの駅名が入っていても、歩ける距離です。どこにあるかほぼ確定できますよね。
本当に見かけたことがあるのですが、東京、千葉、神奈川のように、都道府県名を3つ入れているケース。東京を挟んで千葉と神奈川の端と端では、200キロくらい離れているでしょうか。サービスの提供可能な地域なのかもしれませんが、Googleはそのお店がどこにあるか確定できるとは思えません。
場所を確定できるのが郵便番号と電話番号
一番確実なのはGoogleマイビジネスに登録をすることです。けど、自宅なのでGoogleマイビジネスに登録したくないという方も多いかと思います。
Googleは、そのお店がどこにあるか確定したい。あなたは検索されたい。
一番手っ取り早いのは、郵便番号と電話番号。Googleも郵便番号と電話番号を見て、場所を確定していると言われています。
同じ地名が全国に複数あっても、郵便番号と電話番号で確定できます。同じ青葉区でも、仙台市の青葉区と横浜市の青葉区では郵便番号が違います。電話番号の市外局番も違いますよね。
間違いなくここにある!と確定できるので、その地名で検索されたとき、上位表示される可能性が高くなります。
検索されたいからと複数の地名を入れたくなる気持ちもわかりますが、Googleになって考えてみてください。
店舗系のビジネスなら、郵便番号と電話番号は必ず入れておいてくださいね。
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